中小企業診断士として生きる−9 〜その価値とあり方の考察〜
このブログでも再三主張していることですが、中小企業の最大で最強の経営資源は”ヒト=人財”であるということ。
ということは、中小企業専門のプロ経営コンサルタントである中小企業診断士は、”ヒト”の課題にアプローチする必要があります。
この考え方は、絶対です。
では、”ヒトの課題にアプローチする”とは具体的にどんなことでしょうか?
ヒトの課題は無限なので、一概には言えませんが…。
小生が提供しているコンサルティング支援内容から紹介します。
人財は中小企業にとって、最も大切にしなければならないファクターです。
ですので、採用支援も必要です。採用したら育てなければなりません。
人財のキャリアプラン策定や、研修制度策定支援、実際に研修を提供することなども大切な仕事です。
また、人事考課制度の策定や軌道化もあります。
面談による人材診断も可能です。カウンセリングもできます。
これから大きな仕事として広がりを見せる”事業承継”もある意味、人財に関する課題です。
特に事業承継は、税務的な問題やM&Aなどの買収支援がクローズアップされますが、はっきり言ってこれは、人間を見つめる大きな問題です。
事業承継。この問題ほど”入念な事前準備”が必要です。
理想は10年にわたる計画立案です。
切羽詰まった(承継問題が顕在化してきた)時に、この課題解決に着手しても絶対に遅い。
承継自体をハッピーに終わらせるためには、長期的視野に基づいた計画立案とアクションが絶対条件です。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。