おもしろき こともなき世を おもしろく
幕末の志士、高杉晋作の辞世の句と言われている言葉である。小生は経営コンサルタントして、愉しく生きる一人の人間として座右の銘にしている。
楽しきことこそ上手なり…ポジティブシンキングや前向きに生きることを深考する上で、噛めば噛むほど味が出る言葉である。
おもしろくない状況でも、心の持ちようでおもしろくなるものだ…ということを示唆したものであろう。
高杉晋作は、肺結核により満27歳の若さで死去している。その短い生涯ながら、歴史に名を残した長州藩(山口県)の英雄である。当時、常識を破る発想で組織した奇兵隊。長州藩を倒幕に方向付けた行動力はものすごい。発想力、行動力、建設的考察力は、コンサルタントとして大いに見習いたいものだ。
諸説あるが、坂本龍馬が肌身離さず所持していた護身用のピストルは、高杉晋作が贈ったものと言われている。その友人思いの考え方にも、男として惚れてしまう。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」は実は下の句があり、「すみなすものは心なりけり」(諸説あり)と詠まれている。全ては心しだいという意味であろう。
それにしても、高杉晋作はかっこいい。
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