我が経営コンサルタント論 〜コンサルタントを目指すあなたに〜
中小企業診断士として経営コンサルタントの仕事に携わり、早いもので10年目に突入します。毎年のことながら、およそ10年前に、法政大学経営大学院の門を叩いた頃のことが、懐かしく思い出される季節がやってきます。
経営コンサルタントの仕事は、とても価値のある仕事だと誇りを持っています。「新しい価値を自ら創り出す、あるいは創り出すお手伝いをする」仕事だからです。
中小企業診断士という国家資格を持っていなくても、経営コンサルタントの仕事はできます。また、持っていなくても、この業界で大活躍している敬愛すべき先輩方も知っています。
逆に、この人はコンサルタントとして尊敬できないどころか、軽蔑に値する輩もいます。
ブログの中で、我がコンサルタント論を発信していきますが、その中身は志高き”ホンモノ”を目指す方々には響く内容だと思います。
まず、最初に断言したいのは「コンサルタントは完璧ではない」という点です。
以前一緒に仕事をしたことのある元上司(女性です)は、「私は失敗したことがありません!」と断言していました。
はっきり言いましょう。こんなコンサルタントは要注意です。というより、依頼するとキケンです。
コンサルタントが完璧であるならば、その助言を100%実行すれば、全てがうまくいくことになります。そんなことは、ありえない。コンサルタントは魔法使いではないのです。ましてや預言者でもない。
「クライアントに寄り添い、のたうち回って改善策(戦略案)を個別具体的に立案し、実行支援する」ことしかできないのです。
ポイントは、”寄り添う”というところ。
これができずに、クライアントから支払われるフィー(コンサル料)ばかり気にする輩には要注意です。
これからコンサルタント(中小企業診断士取得はおススメ)を目指すあなた。是非、クライアントに寄り添ったホンモノを目指してください。
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