失敗しないカフェ経営 〜飲食店経営の実際−3〜

来店顧客のターゲッティングを明確にした際、次に重要になるのは”商品開発”です。

商品とはすなわち、メニューのことです。ところがカフェ経営には目に見えない商品が存在します。

それは、雰囲気とか空気感とか…日常を思わず忘れてしまうほどの空間演出・店舗づくり…といったものです。

クリンリネス(清潔保持)や店舗内のちょっとした演出(季節花の一輪飾りなど)にも気をつけたいですね。

メニュー開発は十分な時間と労力をかけて取り組みたいところです。

カフェを始めとした、飲食店経営全般的に言えることですが、飲食店は「製造業×サービス業÷2」という公式があると考えています。

つまり、非日常空間を提供するサービス業と、商品開発に重点を置く製造業の考え方をクロスミックスさせた運営が必要だからです。

商品(メニュー)開発の際のポイントを提示しましょう。

原価は、かければかけるほどいいというものではありません。かといって低すぎてもダメです。品質をおとしますから。

原価率30%ほどを目安に、おいしいメニュー開発に取り組みましょう。当然、盛り付けの見た目やトレーの置き方、スタッフの接客も重要です。

全てが”味付け”なんだという意識をもって、ひとりひとりの来店客に向き合いましょう。

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