助成金依存型ビジネスの末路

地方創生の名の下、さまざまな企業向け助成金が用意されています。

たかが助成金、されど助成金…助成金は賢く申請し、賢く遣わせていただきましょう。

中小企業診断士として、種々様々相談を受けます。中には助成金申請書を策定するという依頼もあり、ヒアリングして可能性がある案件のみ引き受けています。

社会貢献型ビジネス(ソーシャルビジネス)という分野があり、とても価値の高い取り組みだと思います。

特にソーシャルビジネス事業者に比較的多いのですが、中には助成金を主な収入源とするようなビジネスモデルの事例があります。

明確に言っておきたいのですが、助成金依存型事業は限界があります。

というより、”依存”するのはやめましょう!

助成金は、しょせん助成金です。

ビジネスは、「いいものを創って(あるいは仕入れて)売る」「いいサービスを提供して対価をいただく」というのが基本です。

助成金に依存してしまうと、申請書類の策定作業に追われる…報告書類策定に追われる…ビジネスの基本がおろそかになってしまう…など、時間的・業務量的圧迫が強まり、全くいいことはありません。

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