新入社員研修会のススメ−3 〜時間をかけてじっくりと〜

新入社員研修会のススメ、最終回です。

新入社員は、まっさらな新人なので飲み込みが早く成長も早いだろうと考えの経営者の方々はいらっしゃいませんか?とんでもない間違いです。

確かに、飲み込みは早いでしょう。エネルギーも溢れていると思います。しかしそれは、飲み込むまでの現象です。

社会人としての、また企業人としての姿勢やノウハウを「咀嚼して吸収する」には時間と手間がかかります。

3月か4月に新入社員研修会を実施したら、3ヶ月以内にフォローアップ研修を実施しましょう。

また最低でも3ヶ月後には、2回目のフォロー研修を実施します、そうやって最低でも入社丸1年が経過するまで、年間最低4回は座学研修会を実施します。

座学研修会は、一方通行の講義形式では限界があります。ワークを取り入れた双方向ディスカッション形式による内容がベターです。

理想は毎月1回の研修会を実施し、合計年間12回のカリキュラムを組み、じっくりと育ててください。

新入社員は正しく育てることができれば、間違いなく大きな戦力になって大活躍してくれます。

最低1年間の育成プランニングは、マストです。もし、それが会社の事情上困難と判断した際は、新卒新入社員は雇用しないほうがいいでしょう。

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