売上増加の法則 〜客数?客単価?〜

売上=客数×客単価という公式があります。この公式は極めて重要な戦略を示してくれています。

売上を増やすためには、客数と客単価のどちらを増やすような戦略をとるべきでしょうか?

 

ある自称コンサルタントが、「今のご時世、客数を増やすのは困難です。客単価を上げるように、どんどんお客様に対して売上を上げましょう。」と言っていたのを覚えています。

 

小生の考えは全く違います。客数と客単価…まず上げなければならない戦略は、「客数増加戦略」です。客数さえ確保・増加できていれば、客単価を上げる戦略は無限にあります。

逆に客数が下がっているということは、もっとも恐ろしい「客離れ」が起きていることが予想されます。

よく、「強い経営基盤は何ですか?」と質問されますが、カネもない人財も不足しがちな中小企業においての経営基盤は、「お客様(固定客)の絶対数」に他なりません。

売上を増やすための成功方程式があるとすれば、まずは一人(一社)でも多くのお客様(取引先)を増やせるよう、一人(一社)のお客様に向き合うことが重要なのです。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL