商品開発力のススメ 〜中小企業のブランディング戦略〜

中小企業の経営は、大企業の経営と根本的に違います。法政大学大学院の坂本光司先生は、「大企業がクジラだとすると、中小・零細企業は雑魚。住む世界と生き残る方法が根本的に違う…」と言われています。

 

日々、現場で経営コンサル支援をしていると、坂本先生の主張が間違いではないことが良く理解できます。

大企業は、その資本力にモノを言わせて「全方位型(全商品網羅型)・低価格路線(価格競争)」を戦略としてとります。

逆に、中小・零細企業は「集中特化型(1点集中型)・高付加価値路線」を戦略とすべきです。

まさに、中小企業のとるべきは差別化(オンリーワン・オリジナリティ)戦略なのです。その企業特有の強みを最大限活かして、機会(チャンス)にぶつける…そんな方針を打ち出すべきです。

 

例えば、中小メーカーならば商品開発力を遺憾なく発揮して大企業にはないユニークな商品を企画開発していく。

中小卸・小売店ならばPB(プライベートブランド)商品を企画開発・飯販売していく…戦略が有効です。

いずれにせよ、商品開発の企画力・製造力は中小企業にとってマスト戦略と言えます。

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