こち亀 両さんから学ぶ経営学

2016年9月に連載が終了した「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。コミックスにして200巻、全1960話におよぶ物語の中に、経営学(商売学)を学べる話がいくつかあります。

中でも特におすすめな話が、コミックス第47巻の「両さんの繁盛記」というものです。

お昼時に後輩の中川と日本そば屋に訪れた両さんは、ひょんなことから閑古鳥の鳴くそのお店の経営の立て直しに取り組みます。

なんの特徴もないその日本そば屋。特徴を出すために両さんは、そのそば屋の店内を破壊し始めます。

また、知り合いの劇団に店の前の行列を依頼します。その上で、テレビ局に行列のできる「日本そば屋」としてリーク。

マスコミに取り上げられたその店は、注目を集め始めます…。

そのほかにも、とっておきの施策を打ちますが、それはご自分でお読みください。

この話。経営コンサルタントの小生に、この仕事を選ぶきっかけを作ってくれた話なのです。

特に特徴を打ち出す差別化(オンリーワン)戦略やマスコミを巻き込むプレスリリース戦略は、本当に参考になります。

そのほかにも182巻「がんばれ町工場」もオススメです。

「こち亀」…連載終了は、ファンにとってとても残念ですが、不朽の名作ですね。

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