役職と職務基準 〜役割分担の見える化〜
創業間もない数名の会社であれば、不要なルールかもしれませんが、社員・メンバーが10人以上になると、職務基準の明確化が必要になります。
会社は、役割分担により成り立っています。以前にも書きましたが、企業経営は”航海”に似ています。
航海には、進むべき方向性を指し示す船長(経営者)が必要ですし、羅針盤(経営方針書)が必要です。
舵を取るクルー(取締役)、実際に櫂を漕ぐクルー(スタッフ)もいますよね。
であれば、それぞれの役職・役割に沿った職務基準を明確にすることが重要となってきます。
”何となく”や”曖昧”な…は、個人個人で受け取り方が違い、明らかにミッションや実務に温度差が生じます。
結果として、マネジメントサイクル(PDCA)が回らなくなり、組織的な不協和音が生じていきます。
役職・役割の明確化(言語化して、見える化する)は、組織(チーム)が大きくなるにつれ、重要になります。
では、いつのタイミングでそれを見える化したほうがいいか??
もっともいいタイミングは、幹部人財が育ったときだと考えています。
組織の階層が、徐々に作られていく過程で、都度決めていくことがベターでしょう。もちろん、途中改訂も構わないのです。
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