中小企業は何を売っていくか?
全方位型低価格路線の大企業戦略に対抗するには、中小企業は何を努力すべきでしょうか?
前にも述べましたが、中小企業の基本戦略は「集中型高価格・高品質・高付加価値」戦略です。価格競争は、絶対にやってはならない禁じ手…です。
では、中小企業が売っていくべき真の商品とは何でしょうか?
弊社では、中小企業の真の商品を「メンバー(構成員)も”想い”である!」と主張します。
その本質は、「メンバーの努力」「企業の努力」「企業の価値」です。
例えばアパレルセレクトショップの場合、「バイヤーのセレクトにかける想い」「販売スタッフの接客提案力」「店長やSV(スーパーバイザー)のVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)力」「経営者の働く環境整備力」…その全てが真の商品です。
ですから、高価格であたりまえ、高品質であたりまえ、高付加価値であたりまえ…なのです。
自信を持って、お客様に価値を提供していきましょう。
また、食品メーカーの場合、「商品開発部の企画開発力」「営業スタッフの販売プレゼン力」「製造部(製造部)の効率的な製造力」などその全てが商品と言えます。
低価格で売っては、メンバーに申し訳ない。お客様は、何にお金を払ってくれるか?
お客様は、”価値(バリュー)”を認めた時にお金を払ってくれます。
企業努力をひたすら、粛々と継続していく以上、必ず道は開けます。
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