新規事業開発の留意点 軌道化のポイント−1

新規事業開発の需要が、高まりを見せています。

既存事業を継続していくことに対する不安や、不透明な経済環境を鑑みての傾向ではないかと思います。

新規事業を手がける場合、アンゾフの成長マトリクスで戦略考案すると便利です。

縦軸に商品を設置し、既存・新規で分割します。横軸には市場を設置、同じく既存・新規で分割します。

戦略として考案していいる事業が、既存商品・既存市場にプロットされたら「市場浸透戦略」。もっともリスクが低い戦略です。

また、新商品・既存市場にプロットされたら「新商品開発戦略」です。差別化されたオリジナル商品やサービスを開発して、既存市場の裾野を広げていくことが可能になります。

既存商品・新市場にプロットされたら「市場開拓戦略」。積極的なマーケティング戦略の実行がキーポイントです。

最後に、新商品・新市場にプロットされた場合。「多角化戦略」です。ハイリスクハイリターンの戦略です。

新規事業を企業戦略の一手として考えた場合、中小企業にオススメの戦略は何でしょうか?

もちろんそれぞれの戦略種によって打ち手も違いますし、一概には言えない部分もあります。

しかし、小生は中小企業の新規事業には明らかに「新商品開発戦略」をナンバーワンプライオリティとして推奨しています。

なぜなら、シナジー(相乗効果)が働きやすく、新商品の開発により収益の柱もできるからです。

 

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