我が存在意義 〜中小企業診断士の日(11月4日)に想う〜

11月4日は中小企業診断士の日です。

中小企業診断士として登録して10年目の節目。改めて、この資格を取得し、仕事をすることに大きな喜びを感じていますし、幸福感を感じずにはいられません。

中小企業診断士の仕事は、無限です。さまざまな形で、さまざまな方向から、困っている中小・零細企業の支援を惜しまない。

中小企業は、課題の連続です。その課題を解決する専門家である中小企業診断士は、プロのコンサルタントです。

プロである以上、ボランティアではない。報酬をもらい、報酬以上の働き(クライアント満足度)が求められます。

また、中小企業診断士は”先生”ではない(たまにそう呼ばれますが、とても違和感があります)。ですので、万能ではないのです。

クライアントの課題解決のために、一緒に悩みます。一緒にのたうちまわって、その解決方法を考えます。

必死に悩み抜いて、出した結論を自信を持って提案します。大切なのは。「クライアントに寄り添う」という”こころ””熱意”です。

小手先のテクニックは二の次。

テクニックとは、経営計画書を綺麗に作ったり、根拠のない思いつきの提案をしたりすること。

中小企業診断士に限らず、コンサルタントにもそのような輩がいます。

 

完全に未来思考型。クライアントの未来(これから)をイメージして、その道筋を「個別具体的に考案し、個別具体的に提案し、個別具体的にシュミレートする」スキルが命です。

そのためには、常に低姿勢で(実るほどこうべを垂れる稲穂かな)、謙虚で(人的ネットワークを大切に)、アンテナを張り続け(好奇心旺盛)ることが肝要です。

少なくとも、小生はそんな中小企業診断士としてあり続けたいと思っています。

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