新商品開発〜エイチメソッド〜 開発商品のマーケティング戦略
開発した新商品は、販売活動という次の局面を迎えます。
せっかく心血注いだ商品が、市場に受け入れられなければ、その価値を”お客様にお届けできない”という意味で、非常に”もったいない”ということになります。
したがって、出口(どう販売していくか?)の戦略を立案し、実行し、成果を上げていく必要があります。
戦略の定義
経営戦略とは何ですか?…経営者に尋ねると、意外とお答えに困られる方が多いです。
戦略というのは、「何を?どこへ?」が戦略と言います。
戦略は、「戦いを略す」と書きますよね。
つまり、「営業努力なしで戦う」策を立案するのが戦略です。
中小企業のマーケティング戦略
中小企業が取るべきマーケティング戦略は、「より高品質な、より高付加価値な、高価格な商品を、よりニッチな市場に投下する」とうことに他なりません。
中小企業が狙うべき市場は、ニッチ市場です。
全方位型のマーケティング戦略は、大企業の戦略です。
経営資源に乏しい中小企業は、開発商品が受け入れられる市場に照準を合わせて、ピンポイントで一点突破していきます。
商品コンセプトの重要性
新しく開発した商品を販売活動していく場合、もっとも大切なものは何でしょう?
開発商品のデザインでしょうか?開発商品のキャッチコピーでしょうか?それは、とても重要なファクターに相違ありません。
しかし、もっと重要なものはその商品のコンセプト(開発スタッフや企業の想い、商品理念など)です。
企業経営も、考え方は一緒です。
経営理念が企業経営の根幹です。
同じように、新商品のコンセプトづくりや価値意識の共有が、開発から販売に至るプロセスの成否を決める、とても重要なファクターです。
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