新商品開発〜エイチメソッド〜 経営者の悩みと解決方法
新商品開発のニーズが高まる中、なかなか一歩を踏み出せない経営者の方々がおられます。
一歩を踏み出せない原因は様々なのですが、主な原因を列挙して、その解決方法を探ってみないと思います。
以前のブログで、経営者が覚悟を持って主体的に関わらないと、新商品開発プロジェクトが頓挫するリスクを唱えました。
”新商品開発に対して、経営者が主体的に関わる”ことを前提として、その他の”お悩み”を列挙してみます。
①新商品開発を進めていく方法が、そもそも分からない(ハウツーの悩み)。
→外部の専門家と連携しながら進めていくこともオススメです。
②プロジェクトスタッフが、主体的に動いてくれない(マンパワーの悩み)。
→スタッフが主体的に動いてくれる環境を整えることが、経営者の役割です。マメなケア(ミーティングやマイルストーン管理)を心がけて一歩づつ進めていきましょう。
③思ったような新商品がなかなかできない(プロダクトの悩み)。
→最初から完璧なモノはできません。むしろ、不完全だから面白いということもあります。失敗とは思わずに、次の試作品へのヒントとして位置づけましょう。
④資金が足りない(カネの悩み)。
→最近の金融機関はむしろ、前向きな事業計画に対して積極的な融資姿勢を見せています。問題は、新規開発商品がイメージしやすい事業計画書を策定できるか??です。事業者としても積極的に金融機関にアタックしてみてください。
⑤新商品開発に関するインフォメーションが不足している(情報の悩み)。
→情報は入ってくるモノではありません、”情報は掴みにいくモノ”です。この手のお悩みをお持ちの経営者は、ネット上の情報を重視するあまり、深みにはまる傾向があります。人的ネットワークや業界ネットワークを駆使して、自分の目で耳で鼻で皮膚で…五感で感じる情報を掴みに出かけましょう。
ざっと5ポイントを集約しました。
新商品開発は課題に当たっても、解決策が必ずあります。
諦めずに一歩一歩進めていくことが肝要です。
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