我が経営コンサルタント論−1
経営コンサルタントを自称する人たちを含めて、この業界にいるプロは一説では10万人ほどと言われています。
中小企業診断士という国家資格(小生も所持していますが…)を登録している人は約3万人弱。
しかし、その中で本当のプロとして仕事をされている人は、何人いらっしゃるでしょうか?
大手のコンサルティングファームに所属する社員コンサルタントを除いて、プロコンとして独立開業していく場合、その活躍の度合いは経営顧問を何社いただいているか?がひとつの指標となることは否めません。
しかし、小生の周りには、町医者的な経営顧問サービスを提供されているプロコンがあまりにも少ないように感じます。
行政からの委託業務であったり、経営改善計画書を策定する仕事であったり、その仕事自体は大変な価値があると思っています。
しかしながら、プロの経営コンサルタントして活躍する以上、困っている中小企業に寄り添い、参謀・顧問として経営者・スタッフとともにその企業の成長過程を歩いていく姿こそ、真のプロコンと言えると思います。
幸い、小生には全国をエリアとして飛び回る先輩コンサルタントと、濃いにさせてもらっています。
その先輩から学び取ることは、とても大きく、とても価値があり、小生に大きく激しい刺激を与えてくれます。感謝、感謝です。
その先輩と先日、車中で話したこと。プロコンである以上、その信用度は、1社のクライアントと長く長く付き合えるか?にかかってくるよね…ということです。
まさにそう思う。
中小企業は、課題の連続です。その課題に真摯に向き合い、課題解決の指針を提案し、ともに熟考し、ともに解決策を探る…そんなコンサルタントでありたいと切に願います。
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