観光旅館のブランディング戦略

観光旅館という事業は、さまざまなブランディング要素にあふれていると考えています。

つまり、差別化ポイントがとても豊富で、戦略立案・実行が遂行しやすい事業です。

来館されるお客様は、何を求めているか?

当然のことながら、「おいしいものを食したい」「ゆっくりとくつろぎたい」などの非日常性の”体験”を求めています。

ですので、ブランディング戦略の柱は、

①提供する料理の品質

②客室を中心にした、施設の徹底したクレンリネス

③丁寧で気持ちのよい接客・対応

④サプライズの演出

⑤PB商品(他にはないお土産品など)の品揃え(MD)

最後に①〜⑤を想像させるような「しずる感」あふれる旅館イメージのデザインイングが求められます。

以上を立体的に組み合わせた、宿泊・食事プランの立案。

 

旅館のブランディング戦略において、まず陥ってはならない点は、「価格戦略」の打ち出しです。

案外、お客様は低価格を求めてはいません。

それよりも、上記①〜⑤の具体的課題解決がブランディングのポイントであると言えます。

 

特にプライオリティが高いのは、①、②、③、⑥です。

日々、改善と改良を重ねてブランディングを固める努力を惜しまないことが、何より重要です。

 

小生も、コンサルタントなって以来、ずっとご支援している旅館があります。

その旅館様において、最近完成したPB(プライベートブランド)商品です。

味は間違いありません。発売開始は、1月上旬(5日)を予定しています。

ぜひ、ご賞味ください。

 

 

 

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL