料理店(居酒屋、レストラン)のブランディング戦略
冬は特に暖かい食べ物が美味しい季節ですね。
鍋やヤキトリ、鮮魚など。日本人に生まれてよかった〜〜と思うことがよくあります。
最近、居酒屋やレストランなどの飲食店から経営相談も増えてきました。今回はそのブランディング戦略について書きたいと思います。
以前、飲食店経営の公式は「製造業+サービス業÷2」で表されると書きました。
その考えには変わりありません。
料理店のブランディングには、「絶え間ない商品(メニュー)開発」「日常を忘れるような極上の接客サービス」が大きく影響します。
つまり、「美味しいか?」と「居心地がいいか?」に左右されるのです。
料理の品質は、「見せ方」も大切。その料理のウンチクなども重要な要素です。
お店の雰囲気が良くても、接客サービスが悪ければ台無しです。
美味しい料理を提供できていても、クリンリネンスができていなければお客は離れます。
また、人間の味覚は思ったほど正確ではないし、一定ではありません。
料理の見せ方や、盛り付け、器の美しさなど多様な要素で変化していきます。
料理店のブランディングというと、お店内の雰囲気やテイスト、デザインなどを指すと勘違いしてはいけません。
その勘違いは、短期撤退・閉店というリスクを増大させます。
もっとも大事なのは、他の業種とおなじく「品質=クオリティ」です。
クオリティは、料理の美味しさだけではない。接客やクリンリネス、雰囲気作りや演出、メニュー表の書き方など多くの要素で構成されているのです。
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