事業計画書づくりはボトムアップ型で…
今日は福岡のクライアントさまにて、マネージャー以上の会議に参加・支援しました。
今月、決算を迎えるこのクライアントさまでは、月末に単年度経営計画書の策定研修会を一泊二日で実施します。
ご支援を初めてから、1年半ほど経過しますが、スタッフのモチベーションや意識などがとても高い、素敵な会社です。
さて、経営者の皆さま。経営計画書はお創りでしょうか?
単年度の経営計画書を、小生は”羅針盤”と呼んでいます。
企業経営は、航海に似ていると考えています。羅針盤なき航海は、暗闇を進むに等しい。
簡易的なものでもいい。経営計画書は必需品です。
ただし、経営計画書(羅針盤)=業績計画というイコールは成立しません。
業績はあくまでも、結果現象! がんばった証(あかし)です。
業績数値計画だけの計画書は、”羅針盤”とは呼べないのです。
経営計画書の内容は、重点行動計画(アクションプラン)の策定が主役です。
業種業態によって、策定項目は変化しますが、横軸に時系列、縦軸に行動計画項目を切り、ガントチャート風にして策定しましょう。
また、羅針盤は”読む”ものでなく”見る”ものです。極力、キーワードを使用してダラダラとした文章を書くことはナンセンスです。
さらにいうと、経営者がトップダウンで策定する経営計画書は、全く意味がありません。
可能であれば、会議・研修型によるボトムアップ・アウトプットスタイルで策定していったほうがいいです。
主体的、積極的、能動的に考えて、自分たちで計画書を練る…その仕組みがスタッフを育てるのです。
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