プライベートブランド商品開発のススメ

プライベートブランド商品(いわゆるPB商品)は、中小企業が取りうるオンリーワン戦略の重要なポジションを占めると小生は考えています。

例えば、飲食店の場合、メニューで提供しているオリジナルの調味料をパッケージングして販売する。

お土産屋さんが、オリジナルで企画した商品を開発して販売する。

他にも、アパレルショップや食品スーパーなどでもPB商品の開発は可能です。

このPB商品は、開発こそ負荷がかかりますが、完成すれば様々な効果が見込めます。

自社製造に成功した際は、高付加価値の実現につながり、粗利益が稼げます。

OEM供給で企画製造した場合も、販売すればするほど、広告宣伝効果が見込めます。

PB商品を作って、経営のパフォーマンスを上げようと思い立った際の方策をお伝えします。

①商品開発部(委員会でもOK)を編成し、かなり独立した権限を付与する。

②マーケティング部を編成し、販売(出口)戦略を(開発と)並走して立案する。…じつはこの販売戦略(つまりどうやって売るか?)を考案することは、商品開発成否の鍵を握ります。

③定期的な会議を開催し、同じく定期的に共同会議も開催する。…情報共有化を図る。

④各会議には、経営者(または決定権を持った役員)が必ず参画し、その場で素早い意思決定すること。また、責任者の所在をメンバーに対し明示する。

⑤各会議の決定事項を遵守・推進できるよう、マネジメントサイクルを回していく。

中小企業のブランディング戦略として、とても有効です。

チャレンジしてみませんか?

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