ベンチマークという有効な手法

ベンチマークというマーケティング戦略立案の際に有効な手法があります。

様々な定義がありますが、小生のベンチマーク定義は以下です。

「同業種・同業態・同規模程度のベストプラクティス(最善な手法・プロセス)を学ぶこと」。

 

中小の観光旅館の幹部・スタッフに、最上級のサービスを提供するホテル(例:リッ◯・カールトンホテル)などに研修に行かせるという、自称コンサルタントを見たことがありますが、こんなものはベンチマークでも何でもありません。

なぜなら、中小観光旅館と最高級ホテルでは”揃っている経営資源”が全く違うからです。

 

小生はスタッフ研修の際このベンチマーク研修を、プログラムで組み込むことがよくあります。

先述したように、重要なのは「同規模程度の競合他社でベストプラクティス」を学ぶことです。

リサーチ先の選定を間違えてしまうと、スタッフにとって全く意味のない「学び」になりかねません。

結構おすすめです。

スタッフは、普段気づかない自らの業務を振り返ることができます。

気づきを与えて、学ぶだけでは意味がありません。

その後のプレゼンテーションが大切です。

ベンチマークによって、「何が自社より勝っていて、何が自社が優位か?」などの視点をまとめ上げて、情報シェアするようにしましょう。

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