新入社員の迎え入れ方
3月。新入社員を迎え入れる時期です。
新卒新入社員の場合、”自分の人生”をかけて入社してきます。
入ってきた新卒新入社員が、「ここで一生働きたい」と思ってもらえるような企業づくりが理想と言えます。
一方で、中途入社の新入社員(比較的若い:30歳未満)の場合は、以前の会社を何らかの理由で退社してきています。
その際、次の会社では「前の会社以上!」という期待感があります。
採用した企業は、できるだけその期待に応えるような環境づくりに、配慮する必要があります。
採用した新入社員は、”責任を持って人財に育て上げる”という覚悟が企業側には不可欠です。
特に、人財経営・人本経営を目指すべき中小企業においてはなおさら。
経営者のエゴやワガママで、せっかく入ってきた人材を潰すような経営は失格です。
企業経営というのは、関わる人たちの幸せの実現こそが目的だからです。
採用した企業側にも、責任と覚悟が必要なのです。
せっかく入ってきた貴重な人材を、社長のパワハラまがいの言動で退社させるような企業をこれまで、散見してきました。
そこにあるのは、業績・売上至上主義の経営者のエゴ。
業績(=お金)が目的なので、育てる・教育という発想は皆無です。
もし、あってもすぐに結果を求めます。
人財育成というのは、特に新卒入社スタッフの場合、長期的視野でじっくりと育てるプランとプログラムが必要です。
それができないならば、人財を採用して雇用する資格なき企業と心得ましょう。
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