新入社員研修会のプログラム方法

この時期、様々なコンサルタント会社が、新入社員研修会を企画運営しています。

中小企業経営者の方々の手元には、種々様々な社員教育機関・コンサルティング会社からの企画書や案内書が届いていることと察します。

では、どんな機関のどんな研修が有効であり、参加させる価値があるか?を提言しましょう。

まず、あるべき姿の研修は、クライアント企業様限定の”オリジナル・プログラム研修”です。

研修内容は、業種業態によって様々ですし、何より基本的な思考基準の”企業理念”に沿ったプログラムが望まれるからです。

あまりお勧めしない研修をご紹介します。

①業種業態が様々な集合研修…公的機関や比較的大手の研修機関・コンサル機関が実施する研修です。利点もあります。それは、様々業種・会社の新入社員が集まるため、人脈が構築されやすい点です。また、比較的低価格(5,000円〜10,000円/一人)な場合が多いです。

ただ、この研修はあまりにも総論的内容になりやすく、費用対効果でいうと、?です。

②体訓や特訓が中心の精神論型研修…今どき、大声を出して声をからせるまで挨拶訓練をしたりする研修は、時代にそぐわないと言えます。情報化時代の今日は、精神論で仕事を乗り切れるほど、ある意味あまくはありません(ハート=心は大切ですが)。

 

新入社員の心に、刻み込んで欲しい内容は、「自社の素晴らしさ」「働くという行為の価値」「企業目的(経営理念)の意義」…そして何より、我が社で働くということの愉しさです。

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL