志の航跡 〜仲間たちへのエール〜

このブログでは、中小企業診断士やプロのコンサルタントを志す仲間たちのために、少しでも気持ちの糧となるよう、体験談を綴っていきたいと思います。

この仕事を通じて、困っている中小企業のお役に立つ仲間が増えていくことを祈念して、体験・経験・培った価値観・ノウハウを赤裸々に語っていきます。

 

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平成18年3月末。法政大学経営大学院入学のため、単身上京しました。

その前に、勤めていた放送局(長崎放送佐賀放送局)を退職しました。

約11年間勤務した会社から去ることは、とても辛いことでしたし、送別会では号泣してしまったのを覚えています。

また、ラジオの仕事がとても好きでした。

ただ、いったん退職すると、次のステップに想いを馳せていたのも事実です。

出発当日、最愛の息子に別れを告げて、家内と義母がJR佐賀駅まで送ってくれました。

その時のつらさは、今思い出しても胸が熱くなってきます。

 

上京して向かった先は、都内早稲田にある「上田寮」という学生寮でした。

寮費は、朝夕のまかない付きで7万3千円です。この寮費も、月額13万円支給される奨学金を当てました。

 

4月某日。法政大学の入学式が日本武道館で開催されます。

さっそく知り合いになった同僚と一緒に参加。その日は、ささやかな入学祝いと決意高揚のため、同じ佐賀出身の片山くんと一緒に飲みにいったような気がします。

 

法政大学経営大学院は、新一口坂校舎という建物内にあります。

上田寮から、東西線に乗り飯田橋で下車。堀沿いの並木道を通って通います。

とても素敵なところでした。堀端の並木道は、季節によって色合いを変えてくれました。

 

入学式が終わり、翌日。シラバスの説明会が開かれ、学生たちの顔見せがありました。

都内からの通学組が多かったのですが、九州から来ているのは、佐賀から二人(小生と片山くん)です。

 

不安などはさらさらなく、これからスタートする研究内容と人的交流にワクワクしていたことだけ覚えています。

 

入寮後、寮母さんからは本当によくしてもらいました。寮費を3千円まけてくれて、「おいしいものでも食べなさい。」と言ってくれる、本当に暖かい人でした。

今でも元気にしていてほいいと心から思います。

 

〜to be continued〜

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