会計事務所の悲哀 〜プロ意識の欠如が崩壊を招く〜

勤務経験から、このブログで度々、会計事務所のあるべき姿やこれからの革新の方向性について書いてきました。

会計事務所は、本来、「財務コンサルティングを切り口として、クライアントの経営課題に向き合うこと」がそのミッションであるはずではないでしょうか?

ところが、最近この会計事務所は「なってないな…」と正直に思うような事例に遭遇しました。

 

毎月の顧問料をクライアントが支払っているにもかかわらず、試算表の納品をしない(遅れるというより、納品し・な・い…です)。

クライアントから、質問や相談の電話連絡。メール連絡をしても、レスポンスがすこぶる(信じられないくらい)遅い(というより、レスポンス自体がない)。

クライアントの確定申告自体を怠っている(これはある意味、税理士義務違反ではないでしょうか?)。というより、個人の所得確定申告手続きをしていない。

電話連絡して、クレームを言っても、言い訳ばかりで水掛け論。

 

以上は、最近実際に遭遇した最悪な会計事務所の事例です。

 

同じ、経営の専門家、プロとしての気概と誇りはないんですかね?

 

 

経営コンサルティング(クライアントの未来を切り開く支援をする)プロは、クライアントに限りなく寄り添う”心(こころ)”が不可欠です。

損得勘定ではない、善悪判断に基づいた、暖かい支援が必要です。

その覚悟と、誇りを持てない専門家は、早急にステージを降りてこの業界から消えた方が身のためです。

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