コンサルタントがクレームを受けるとき
中小企業診断士として登録して、丸10年。経営コンサルタントの仕事を始めて、15年になります。
経営コンサルタントとは、売上原価がいらない、言わば「自分自身」が商品です。
ですので、品質を磨くということは「知識や経験をオリジナルノウハウに転換する」スキルをあげることだと思っています。
小生は、独立して丸3年になりますが、明らかなクレームは受けたことがありません。
クレームをよくもらうコンサルタントの特徴は、「能力」「スキル」「ノウハウ」に起因するものではありません。
コンサルタントがクレームをもらうのは、実は基本的な作法やルール、マナーに起因する場合がほとんどです。
例えば、
・約束を守らない…納期を守らない。アポイント時間に平気で遅れる。
・できもしないことを約束する…詐欺ギリギリのコンサルティングを平気でする。
・レスポンスがない…電話しても不通。返信もない。メール返信がすこぶる遅い。または返信自体がない。
・礼儀作法がなっていない…訪問の際、靴を揃えない。挨拶もしない。敬語も使えない。
・上から目線でものを言う…偉そうな態度で、”指導”する。
正直言ってこういう輩は、結構な確率で観られます。
先日も、こういう公認会計士をみました。
士業を生業としている以上、侍たる潔さや謙虚さ、潔さ、約束を守る誠実さは必須です。
経営コンサルタントであるがゆえに、「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」という生き方をしたいですね。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。