「働き方改革」の真相

近年とくに叫ばれている、「働き方改革」。つい最近までこんな概念はなく、極めて急激的に発展浸透してきた考え方です。

約10年前に、経営大学院を卒業し会計事務所に就職しました。それまでは地方の放送局に勤務していました。

転職先の会計事務所では、当然のことながら「働き方」を見直すなどという考え方はなく、若いトップ自らが「とにかく働く量を増やす」と主張する会社でした。

さまざまな考え方があり、「働く量(時間・物量)」が大切というのも是非を問われるものではないと今でも思います。

当時の会社経営者にはとても感謝していますし、良い縁をいただいたと考えています(一部、反面教師的な上司もいましたが…笑)。

本当の働き方改革(真相)は何なのでしょうか?

時短によるワークライフバランスの取り入れ、最低賃金の引き上げ、福利厚生の充実…すべてがその概念に当てはまります。

しかし、それはすべてが「真相・働き方改革」の結果現象ではないでしょうか?

働き方改革の本質は、社員・スタッフ(パート・アルバイト含む)が心の底から「ここでがんばろう、がんばりたい」と思ってもらえる社風と仕組み作りであると考えています。

手法や戦略・実行施策は無限にあります。

しかし、労働資源の売り手市場が、この先長期的に続いていくと思われる今日。

社員・スタッフが、心から燃えてくれるような会社作りに「今すぐ」取り組んでいかなければ、企業の永続発展は望めないと考える今日この頃です。

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