”経営基盤”の本当の意味とは?

建物に”基礎”というものがあるように、経営にも基盤があります。

その基盤とは、建物における基礎と同じように、強ければ強いほど外的環境の変化に対して動じることがありません。

では、企業経営にとっての基盤の正体は一体何でしょうか?

とある税理士は、”カネ”といいました。つまり、財力です。

ある意味正解。けれども、潤沢に内部留保がある大企業ならともかく、中小企業は財力にハンデがあります。

また、ある自称コンサルタントは人財であると言いました。

これも賛成できます。しかし、人財は”資源”と捉えるべきであり、経営基盤としては間接的な気がします。

中小企業にとっての経営基盤の正体は、小生は”顧客数”であると考えています。

つまり、お客様の数・絶対数です。

多くのお客様に指示されるような経営・商売をしていると、不測事態により少々お客様を失う事態になっても、経営自体揺るぎません。

つまり、リスク分散という回避行動が可能になるのです。

従って、日々のビジネス活動は「一人でも多くのお客様(市場)に向き合う(開拓する)こと」に主眼を置くべきです。

そのことがマーケティングの本質なのです。

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