アントレプレナー(起業家)への提言−1

このご時世、起業を構想している人は少なからずいらっしゃると思います。

仕事柄、様々なタイプの起業家を接してきましたが、残念ながら「この方は起業したら危ない」と思わざるを得ない方も散見します。

また、そのような方々は意外と多く、いくつかの共通点があります。

その共通点は、理論上のモノでなく現実的な要因として存在します。つまり、本やインターネットに載っているような話でなく、もっとリアルな事実としてあるのです。

その共通点をご紹介します。

起業を構想中の方には、ぜひ失敗しない(途中で事業が終わらない)ような事業を展開していただきたいと切に願います。

① 事業の目的がブレまくる…事業(ビジネス)の目的は何か?という考え方を起業家がブレてしまうと、戦略となるオペレーションもズレが生じていきます。それは、理念ともいうべき商売の「価値観」です。

② 商売を軽く考えている…「自分ならできる」と信じることはいいことですが、ビジネスを舐めてはいけません。ビジネスは、常にリスクとチャンスの狭間での営みです。チャンスばかりの環境ではないということを認識しましょう。

③ ビジネスの柱が確立されていない…意外と多いのですが、「何を売るのか」「何を創るのか」「何のサービスを提供するのか」が、ボヤけているビジネスモデルもよく見ます。事業の柱となるビジネスモデルは、的確に明文化(または図式化)しましょう。

続きは次回で。

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