アントレプレナー(起業家)への提言−2

前回に引き続き、失敗しそうな起業家(アントレプレナー)に共通するポイントを紹介します。

これから商売を始めようとする起業家の方々、ぜひ参考にしてみてください。

リスクが極めて高い、アントレプレナーの実際話です。

④計数・数値管理に極めて弱い…簡単な四則演算の話なのですが、極端に拒否反応を示す方がおられます。

経理スタッフを採用・育成すればいいのですが、商売をスタートする当初は経営者自らが、計数・数値管理スキルをある程度身につける必要があります。

 

⑤どんぶり勘定に徹した商売をする…④に関連するのですが、「どれくらいの赤字になりそうですか?」と尋ねると、「200万円くらいの赤字かな?」と答える経営者。

実際に会計事務所からの試算表を見ると赤字は400万円でした。どんぶり勘定で商売すると、現状認識を著しく誤ります。

 

⑥自分の商売として向き合っていない…経営相談などで伺うと、会計事務所からの試算表を未開封のまま小生に渡し、「私はまだ見てないけど、見てくれる?胃が痛くなりそう。」と平気で言う経営者。

「一体誰の商売ですか?」と言いたくなります。

 

経営者は、難しい経営数値や経営分析力など必要ありません。

しかしながら、必要最低限の経営財務資料の見方は押さえておく必要があります。

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