アントレプレナー(起業家)へのエール〜計数知識の最低限〜
これも起業家にとって、あるあるな現象…。
とにかく数字に弱い、あるいは数字に嫌悪感すらあり見たくもない…。
起業を志すのであれば、失敗しないテッパン法則として、ある程度の経営計数知識は必要です。
前にも書きましたが、起業するときは大抵の場合ひとりが多く、経理スタッフを雇用する余裕などありません。
ではどうするか?起業家自らが、最低限度の計数知識を身につける必要があります。
しかし、膨大な勘定科目や経営分析指数を全部覚えておく必要はありません。
あくまで最低限度でいいのです。
その最低限度の指数(10項目)を紹介しましょう。
①売上高
②売上原価
③売上総利益(粗利益)
④営業利益
⑤経常利益額
⑥キャッシュフロー
⑦自己資本率
⑧売上高経常利益率
⑨売上高対研究開発比率
⑩売上高借入金比率
それぞれの指標に関しては、深い意味がありますので学習してください。
起業家によくある傾向ですが、「店を出せば(看板出せば)客が入る」「いいモノつくれば(仕入れれば)何もしないで売れる」という楽観主義。
楽観的なのことは大いに結構!悲観的なネガティブシンキングの人は、起業家には向きません。
しかし、ポジティブシンキングとノーテンキは違います。
本当にポジティブシンキングの人は、「悲観的に(用意周到に)準備して、楽観的に行動する」人のことを言います。
用意周到な人は、数字にも向き合って経営の面倒臭い部分(数値管理など)にも精通しています。
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