アントレプレナー(起業家)へのエール〜損益分岐点は必ず押さえよ!〜
前回のブログで、起業家が押さえるべき勘定科目・経営数値計数知識を紹介しました。
その指標は、現状を認識(現在の商売・経営状態を数値面から認識)するための指標です。
では、未来戦略的に押さえる必要がある指標は何か?
それは「損益分岐点売上高( Break even point=BEP)」と言われる指標です。
つまり、毎月(あるいは毎年)どれくらいの売上高を上げなければ、赤字になるか?という指標です。
逆に言うと、その売上を越えれば「それからは利益を叩き出せる」という売上高のことです。
計算式は、固定費/【1ー(変動費/売上高)】です。
細かい解説は、次回以降にしますが、最低限の知識として公式を暗記していてください。
この指標はとても重要であり、戦略的経営指数としてとても便利です。
しかしながら、この指標を知らない・活用できていない…結果、儲からない商売をしている起業家がとても多い。
やもすると、売上と利益がイコールと思っているのではないか?と思わざるを得ない起業家も何人か会いました。
創業期の場合、「粗利益」や「限界利益」という考え方は、とても重要です。特に、粗利益率や限界利益率を意識した商売をしないと、いつまでたっても儲かりません。
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