アントレプレナー(起業家)へのエール〜限界利益率とは??〜

起業家が押さえて欲しい未来戦略型経営指数として、損益分岐点を上げましたが、関連する指数に限界利益があります。

公式は、売上高ー変動費(基本は原価)です。

損益分岐点売上高の公式における分母【1ー(変動費/売上高)】が限界利益率と言われる指標です。

※”限界”という言葉が使われてまぎらわしいですが、気にしないほうがいいです。

 

この限界利益というのは、「売上高に占める貢献利益」なのです。

固定費を賄うための利益と言ったら、少し分かりやすいでしょうか?

限界利益率が上がると、損益分岐点売上が下がり、利益が出やすくなるのです(あたりまえですけど)。

ちなみに、限界利益率と粗利益率は似てますが、製造業などにおいてその計算方法が違ってきます。

 

ただ、これも覚えておいて欲しいことですが、「原価を下げて、粗利を稼ぐ」というのは、ある意味机上の空論です。

適正原価という考え方に基づかない商売をしてしまうと、品質が下がり、結果として”客離れ”というもおっとも恐るべき事態を招きかねないからです。

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