アントレプレナー(起業家)へのエール〜人脈こそ商売の生命線〜

起業してみると、なかなか上がらない売上や、思ったよりかかる経費など不測自体の連続に陥ります。

その時、経営者の器と度量、経営スキルが試されるわけですが、もっとも大切にしなければならないのか”人脈=人的ネットワーク”と言われるものです。

 

その人脈は何で形成されるかというと、はっきり言いますが”信用”です。

誠意をもって接することが、いい人脈を育みますし、いざとなって助けれくれる信用力を養っていきます。

例えば、起業して間もない頃に、特に売上が減っていくとしましょう。

売上が下がると、資金繰りに苦慮する事態になります。

思わぬ減収状態による資金繰り難は、経営者の本来の業務(増客のための仕掛けづくりや取り引先への起業PR活動など)が疎かにしてしまいます。

そして、日々の支払い(請求書が来ている経費)が遅くなったり、仕入業者に対して横柄な態度を取ってしまったりしていきます。

 

困った時はお互い様…が日本人の心意気・気質です。

しかし、それも”助けてやろう”という気持ちが沸き立ってのもの。

 

支払いが遅れたことを、”忙しい私の事情を分かって!”といった態度を取ってしまっては、大切な人脈に傷がついてしまいます。

かつてそのような起業家に何人も会いましたが、信用が薄くなったご縁というものは無くなるもの。

頼まれても、ご支援をしようなどという気持ちが沸き立たなくなってしまうものです。

 

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