その指示命令は、社員にとって幸せなことですか?
経営者やリーダー、上司と呼ばれる人たちは、部下(あえてそういう言い方をしますが)やメンバーにとって善悪に基づいた指示・命令をしていく必要があります。
けっして、損得勘定(特に会社や経営者・上司にとって)での指示・命令はすべきではありません。
そのメンバーが「成長できるか?」「喜んでチャレンジできるか?」且つ企業や所属組織にとって有益なものか?という優先順位判断に従って、指示命令・提案をすべきです。
以前所属していた企業で、自分が「サラリーマン法人になりませんか?」との提案を受けたことがあります。
その提案をしてきたのは、直属の女性上司でした。
自分が「なぜ、その提案をなさるのですか?サラリーマン法人になる私のメリットは何ですか?」と聞いたところ、「上からの提案だから…」という意味不明な説明でした。
サラリーマン法人という半独立形態が流行っていたのは、10年ほど前でしょうか?
はっきり言って流行り廃りの形態は、ビジネスとして取り組むとロクなことはありません。
本当に当時の経営者が、自分に対して提案してきたなら”なぜ自分で、自分の口で”言わないのでしょうか?
その時は、「軽く見られたもんだ…」と呆れましたが…。
話を戻します。部下やメンバーにとって有益ではない指示命令・提案は、リーダーはすべきではありません。
そんな損得勘定でしか、部下の将来や未来を考えきれないような幹部がのさばる会社は、成長する由もないのです。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。