中小企業の業績を決めるもの
経営者がよく言われる言葉に、「景気が良くないからね。」とか「もっと好景気だったら。」などという声があります。
もうお気づきだと思いますが、バブル時代のような超好景気というものは期待できません。
また、好景気だからと言って倒産率がゼロになることもあり得ません。多少の影響はありますが、好景気においてもずさんな経営は、淘汰されるのです。
所詮、好景気や不景気などというのは、外部環境と言われる「企業努力」が及ばないところでの現象です。つまり、企業側でコントロールできない外部の力です。
恩師、坂本光司先生は「有効需要でなく、有効供給が中小企業の業績を決める」と言われました。
有効供給は、「お客様が喉から手が出るほど欲しいと思われる、サービスや商品を開発する努力」です。
なるほど日本全国津々浦々、景気に左右されず好業績を叩き出して躍進してる中小企業は、たくさん存在しています。
その企業群が、何をしているか?
それが有効供給の創出です。
人間も企業も同じ。普遍的で不断な努力こそ、結果を左右するということなのでしょう。
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