『下町ロケット』に見る中小企業経営学

日曜劇場「下町ロケット」を観ていますか?この時期、毎週日曜日の21時からTBS系列で放映されています。

TVドラマもいいですが、この物語は本で読み、味わうことがオススメです。

今回の舞台は、農業。トラクターの自動運転システムに関する物語です。

技術や品質に裏打ちされたUSP(独自のウリ)が、中小企業経営にとってとても大切なファクターであることを教えてくれます。

 

中小企業が大企業に打ち勝つ、勝負を挑むためには「高品質・高付加価値・高価格」で突っ込むしかありあません。

フィクションとはいえ、中小企業経営にとって、この物語はとても参考になります。

特に、印象に残ったセリフがあります。

大企業、帝国重工の幹部、財前部長の言葉。

「理念と金儲けは、必ずしも一致しない。」「しかし、理念がない金儲けh、ただの金儲け。我が帝国重工がなすべきことではない。」

この言葉は、経営の目的が”企業理念”であり、利益追求ではない。

売上・利益・業績目的型経営は、いつか限界がくるということを示唆しています。

 

本を何度も何度も読み返しましたが、やはり名著。

経営者には、一読をオススメします。

 

 

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