企業は「人、人、人」〜がんこ寿司に学ぶ経営学
11月22日(木)放送のカンブリア宮殿。がんこフードサービス株式会社の小嶋会長が出演されました。
徹底した(がんこな)おもてなし戦術で、お客様を満足させる商売術は、本当に参考になりました。
がんこフードサービスは、大阪や京都を中心とした関西から関東まで約100店舗を有する一大和食チェーン企業です。
なぜ、チェーン展開にこだわるのか?
大量仕入れ力を背景とした、「安くて良い食材を直接(漁業者や農業者から)仕入れて、お客様に提供することができるから」だそうです。
お客様第一主義かと思いきや、社員の負担軽減と「おもてなし」に専念するため、和食店に配膳ロボットを投資しています。これで、高齢スタッフの動きの負担が3分の1になったとのこと。
社員勤続表彰制度や福利厚生を充実させ、働きやすい環境づくりも徹底しています。
小嶋会長の「企業は、人、人、人。人財がいれば、お金(カネ)や商品(モノ)も作ってくれる。」という言葉。
小生がよく、クライアント支援の時に訴える主張と全く同じでした(嬉笑)。
いまや社員数3500以上の一大企業となった、がんこフードサービスも、はじめは1963年に大阪市十三に1店舗からスタートしています。
創業当初から培われた、企業は”人ーヒト”という価値観が、躍進を支える最大の秘密なのでしょう。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。