企業や商品におけるブランドの正体
大学院時代からブランディングに関する研究を継続しています。
中小企業診断士として、中小零細企業の経営実態を追いかけていると、どんな小さな企業でも”ブランディング”戦略が不可欠であることが分かります。
すなわち、ブランド構築・強化に取り組まなければ、高付加価値経営の実現は不可能だからです。
このブログでも何度も主張していますが、中小零細企業の基本戦略は「高品質、高付加価値、高価格戦略」です。
大なり小なり、ブランディング戦略を投じていかなければ、こう価格戦略など夢のまた夢です。
では、ブランドとは何でしょうか?
その正体は、「高付加価値化された高品質」です。
付加価値とは?それは、経営者やメンバー(構成員)の”想い、努力、独自のウリ”です。
付加価値を強力にして高める=高付加価値。
また、ユーザー・カスタマー(お客様)の期待を裏切らない高品質が必要です。
しかも、中小零細企業は”とんがるだけとんがった(こだわるかぎりこだわった)”高品質が全てと言っても過言ではないでしょう。
ブランディングを、PRや情報発信、営業展開などで実現できる時代は終焉しました。
なぜなら、簡単に模倣される時代だからです。
であるならば、勝負を決するのは品質(クオリティ)だということを肝に銘じながら経営していくことが重要なのです。
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