中小企業の強みを生かす 〜結束力と機動力〜

NHKの朝ドラ「まんぷく」を観ていますか?モデルとなっているのは、日清食品の創業者・安藤百福さんとその妻・仁子さんです。

経営コンサルタントの仕事柄、この番組はとても気に入っており、毎回鑑賞しています。

 

11月29日(木)の放送では、塩業と健康食品の開発を進めている「たちばな塩業」の社員がバラバラになりかけた事態を、準主人公の萬平さん(演じているのは長谷川博己)の低頭平身な姿と言葉で、結束していくというシーンが印象的でした。

この番組は、中小企業の強みとは?という、つい見逃しがちな基本を再確認させてくれます。

 

中小企業の強みは、「結束力と機動力」だと信じています。

逆に言うと、その二つが備わっていない中小企業はたちまち大手企業の餌食です。

小さなチームであることで情報や想いの伝達が早まります。そして想いの共有は、結束力を生み、課題解決のためのアイデア・行動を生み出すのです。

また、行動を素早く起こしPDCAを素早く回す…機動力も強みです。

意外と機動力がない中小企業の実態が見られますが、それこそ最大の弱点となりえます。

チーム・組織を結束して強力にし、素早く構想・計画を練って試行錯誤する…これが中小企業の強みなのです。

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