損得勘定経営は、結局損をする…。

経営者は判断の連続です。判断・決断・指示命令が経営者の役割であるといっても、過言ではないでしょう。

しかし、その大切な判断の基準を「損得勘定」でしてしまう経営者が多いですね。

損得勘定の経営者の事例をあげましょう。

・人材採用や教育・育成費を削減して、販売力・営業力ばかりに注力する。

・間接部門(経理・総務)にまったく経費をかけず、直接部門(営業、製造)にばかり投資する。

・人財に投資することなく、商品開発や仕入れにばかり投資する。

・福利厚生費を削るだけ削って、備品ばかり購入する。

そのほかにもありますが、要するに「人に投資せず、モノに投資する」というのが共通点のようです。

人(メンバー・スタッフ)の成長・活躍が、企業の成長と躍進に他なりません。

損得勘定で経営ばかりしていると、結局のところ人財が育たず、損をしてしまう経営に陥ってしまうのです。

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