中小企業診断士の実際 〜経営者をリスペクトすること

中小企業診断士やプロのコンサルタントを生業としている人たちの中に、少し勘違いしている方々を時々見ます。

つまり、先生気取りで「上から目線」の助言・アドバイス(というより指導・指示)をしている輩のことです。

中小企業診断士は、「どんな零細企業・中小企業の経営者でもリスペクトする」必要があります。

「そんなことも知らないの?」とか「そんなやり方では効果がない!」、「そんなことしてどうするの?」などといった言い方(その前に姿勢)は接待にタブーです。

実際、そのような支援をしている中小企業診断士も知っていますが、クライアントからのクレームも多く、同僚の診断士からも呆れられる始末でした。

なぜ、経営者をリスペクトしなければならないのか?

どんな企業規模の経営者でも、人生や財産など、とても大切なものを賭けて勝負されているからです。

勝負というと博打のようなイメージもありますが、経営には理念があり、ビジョン(未来像)があり、単年度経営計画書がある。

また、事業を推進して成長していくための各種経営戦略もあります。

中小企業診断士やプロコンサルは、そんな人生や大勢のスタッフ(社員)、その家族の命運を背負って商売をされている経営すべき存在として、誠心誠意支援していくことが重要です。

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