飲食物商品のブランディング
食べ物や飲み物を商品開発している企業。現在は、どの業界においても中小企業のブランディング戦略が重要な時代です。
ブランディングのコア(核)部分は、品質=Quorityであるということは、このブログでも再三主張しています。
たしかに、お客様の期待を裏切らない絶対的な品質さえ確立できていれば、ブランディングの基礎はできているものと考えます。
しかし、食べ物・飲み物というのは、品質が測りにくい商品群です。
なぜなら、”好み・嗜好”という人間の複雑な感覚が絡んでくるからです。
実際、大学院時代に豚肉のブランディングを研究する同期がいました。
彼と、外国(アメリカ)産の豚肉、国産の豚肉、地方のブランド豚肉などをソテーにして食べ比べリサーチをしてみたことがあります。
結果、美味しさの感覚にはバラツキが大きく、人間の味覚の”いい加減さ”を実感した経験があります。
では、飲食物商品のブランディングはどうするか?
それは「どう見せるか?その美味しさをどう伝えるか?」を工夫し、実行することが重要です。
ロゴやパッケージのオシャレ感の演出、商品名や”こだわり”を醸し出すようなネーミングの工夫など、ブランディング戦略は無限にあります。
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