中小企業診断士の実際 〜診断士が仕事を愉しむコツ

中小企業診断士であれ、自称コンサルタントであれ、ミッションの本意は「クライアントを元気にする」ことだと確信しています。

国家資格ホルダーである中小企業診断士は、その活動範囲を中小零細企業の経営支援と位置づけ、現場を駆け回り、個別の課題解決支援に尽力する必要があります。

クラインアントを元気するミッションを遂行する場合、もっとも大切なマインドは何でしょうか?

説得力あるコンサルティング知識でしょうか?違います。

蓄えられた経験からくるノウハウでしょうか?これも違います。

実は、中小企業の経営者がわれわれにもっとも求めていることは、「明るき元気な」ことなのです。

もっと言えば、「中小企業診断士の仕事を愉しんでいること」です。

コンサルタントが、「疲弊した」「陰気くさい」「不潔」…およそ付き合いたくないようなプロである場合、経営者は辟易するどころか呆れ果ててしまいます。

では、中小企業診断士が仕事を愉しむコツは何だと思いますか?

それは、「徹底した事前準備」に他なりません。

支援しているクライアントに対して、その企業が「いい企業になる為の課題」は山積しています。

その課題に向き合った解決方法を事前にどれだけ準備できるか?が診断士の仕事を数倍愉しくしてくれます。

また、その事前準備は書籍やネットから採取した2次情報でありません。

独自に取材し、考察し、収集した1次情報であることがベターです。

事前準備した情報・レポート・企画書・提案書が、クライアントの経営者に喜ばれた時、中小企業診断士としての仕事は数倍愉しくなることでしょう。

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