バクチ型経営は終焉します!
経営というものはリスクが伴います。ある程度のリスクを取らなければ、成長はあり得ないというのも真実だと思います。
しかし、経営をバクチ的な営みとして実行していった場合、中小企業経営にとっては「百害あって一利なし」という状況に陥ります。
日本的経営は、世界一の考え方だと考えています。
今日の「日本的経営の特徴」は、「社員(構成員、メンバー)を大切にする経営」と言えましょう。
この考え方は、まだまだ他国にはない考え方です。
”経営とはバクチ的な、損得勘定の営みである”と考えている経営者も散見されます。
このブログで再三にわたり主張していますが、中小企業経営は人間の営みなのです。
である以上、人に特化(採用し、育て、辞めない)した経営を目指すべきです。
経営者の仕事は、ヒト(メンバー)が、最大限の力を発揮する環境を整えることです。
環境を整えるとは、高い給与を払うことだけではありません。
とある税理士が、「人財が集まるのは、給与が高いからだ!」と豪語していたことを思い出しますが、しれも的外れ。
もっとも大切な環境整備は、経営者のハート(熱意や思いやり)です。
話は脱線しましたが、バクチ型経営は絶対に行き詰まります。
商売(何の価値を社会に投入し、お金に変えるかという行為)というものを、システム化して取り組まないと、早晩その経営は成り立たなくなることを肝に銘じましょう。
システム化とは、きちんと理念を掲げ、事業計画書を短中期で作り、PDCAを回していく経営に他ならないのです。
さらに言うと、メンバー全員を巻き込んだ経営戦略を立案実行していくことなのです。
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