経営とは”人を幸福にする活動”のことである

経営とは、究極的には社員とその家族を幸せにする活動のことである…とは、恩師:坂本光司先生の言葉。

法政大学経営大学院に入学した当初は、「経営とは儲けることである」との認識を持っていた小生は、坂本先生のこの言葉に、体中に電流が走ったことを鮮明に記憶しています。

本当の意味での”社員第一主義”を貫いている中小企業に、結果的業績が低迷している企業は、例外なく存在しません。

8000社とも言われる全国の中小企業を訪ねて、取材された坂本先生のその言葉は、その五感で感じ現地取材を通した実績からの結論だけに、ブレない説得力があります。

当時(11年、法政大学経営大学院学生当時)、坂本先生は「中小企業経営革新論」という課目で教鞭を取られていました。

曰く「人を大切にして、人を幸福にする会社」に経営の舵をきること…これこそが中小企業の経営革新である」。

その時放たれた、坂本先生からの電流は今でも小生の体中を駆け回っているわけです。

時々、「人を大切にしない会社」を見受けますが、その時はその電流がバチバチと体の中で蓄電され、その会社に革新を起こす支援がしたいという考えがフツフツと湧いてくるのです。

2019年は、人を大切にする、幸福にできる会社と、そうではない会社の格差がますます開きます。

間違いありません。

今日からの本格的な新年仕事始動を前に、ご縁があって関わることができた会社や個人商店が、「社員とその家族」「取引先とその家族」「お客様」「弱者を含めた地域社会」に対して”やさしい”会社になるような支援をしていきたいと、思いました。

 

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