高圧型(こうあつがた)研修の終焉

企業は最後の、最大の教育機関である…とは、恩師・坂本光司先生の言葉です。

この時期、新入社員研修会を始め、各種階層別の研修相談案件が集中します。

今日も、長崎県諫早市の総合病院で、中途職員と新入職員向けの研修相談を受けました。

昨年までのインストラクター(ちなみに高齢:70歳くらいの女性)は、研修参加者に対して高圧的な態度、レクチャーが特徴だったそうです。

しかし、参加者の疲弊感と委縮感を感じた担当者は、今年から全く趣旨を変えた内容を考察しているとのことでした。

 

研修は、企業が提供する”学びの場”です。

インストラクターが先生気取りで高圧的に物申すような内容は、とっくに時代遅れになりました。

 

プロであるインストラクターは、参加者が”愉しみながら学ぶ”工夫が求められます。

仕事も学びも「愉しむ」というキーワードが不可欠な時代なのです。

 

また、最近の新卒新入社員は、特に高圧的な研修を嫌います。一昔前のやり方では、全く通用しないということなのでしょう。

今回、声かけをいただいたことに感謝しつつ、「真剣に、リラックスして、愉しみながら」学べる研修プログラムをしっかりと立案して、提案してみようと思っています。

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