中小企業診断士の実際 〜診断士で収入を上げる−2
困っている中小零細企業の経営者の方々が、多く存在する限り、その課題解決の奔走する中小企業診断士の仕事は無限です。
また、ミッションは「ヒト対ヒト」であり、機械相手の正解があるものではない。
そのため、最適に最も近いソリューション方法を説得力をもたせて提案する、プレゼンテーションスキルが大切です。
中小企業診断士として、収入を上げていくためには?
よく質問されることですが、もっとも理想的な収入方法は「経営顧問契約」による長期的な支援契約であると思います。
自治体や経済団体からのセミナーや専門家派遣を主な収入源とする方法もありますが、それは限界があります。
なぜなら、単発的(1〜3回)な支援で終わる場合がとても多いからです。
また、金融機関や経営改善支援機関、信用保証協会などからの経営改善計画書を策定する支援もあります。
これも限度がある。
やはり、じっくりと時間をかけて課題解決に取り組む、長期的(3年以上が理想)契約がベストでしょう。
小生も、10年以上ご支援している企業が3社あります。
3〜5年以上が7社(2019年1月現在)という内容です。
訪問回数は、クライアントや経営課題によって違いますが、概ね1〜4回/月という具合です。当然契約内容も違ってきます。
プロのコンサルタントとして、中小企業の経営現場を駆け回り、クライアントと伴走型で課題解決に取り組むためには、中長期的な契約による”寄り添った”存在となる覚悟が必要です。
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