中小企業診断士の実際 〜診断士で収入を上げる−5

報告書(レポート)と企画書(コンサルティング支援提案書)をどれだけ策定したか?これは、診断士の収入額に比例すると言っても過言ではありません。

当然ですが、報告書は魂を込めて策定する。企画書は気合を入れて策定することが望まれます。

間違っても、他人が書いた企画書や報告書を”そのまま”引用したような猿まね書類は、プロの経営者に必ず見透かされます。

また、具体的な方策や効果(成果)がイメージできない企画書・報告書もダメ。

文字ばかりの”読まなきゃならない企画書”も素人です。

企画書や報告書は、できるだけ表やグラフ、図や絵柄(写真)を駆使して”見る”モノに仕上げます。

”下手な鉄砲数打ちゃ当たる”という言葉があるように、企画書をどんどん提案・提出すると仕事が決まる確率も上がっていきます。

そして最も大切なこと…それは時間単価設定です。

理想は、1日の収入が7万円〜10万円。1日5時間の時間関与として、時間単価14000円〜20000円が理想でしょう(もちろん、もっと高額な時間単価でご活躍の診断士もいらっしゃいます)。

もしも、1日のコンサルティングフィーを10万円として確保できたら、稼働日20日として月額200万円の収入が実現できます。

年間のコンサル収入は、2000万円〜2400万円ということになるでしょう。

小生もこの水準を目指していますし、実現可能な数字だと思っています。

その水準を実現するには、たゆまぬ情報収集・情報発信、そして何よりも”テマヒマかけたハンドメイド・コンサルティング”に努力することが必要だと断言できます。

 

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