業績がいいからいい会社?否、いい会社だから業績がいいのだ!

表題は、最近の企業経営をウォッチする日々から行き着いている結論です。

業績がいいからいい会社…だとすると、業績(売上や利益)が経営そのものの目的となりかねません。

業績が目的となってしまうと、企業は様々な禁じ手に走りがちになります。

なぜなら、経営は時系列で動いています。

その年に良かった業績も、外部環境の変化に少なからず影響を受けるもの。

逆風の時には業績が落ち込みやすくなります。

落ち込んだ時に、目的として位置付けている業績のために、経営は禁じ手を使い始めるのです。

例えば、リストラと呼ばれる「ひときり」。今は、下手にリストラすると様々なペナルティがありますが…。

例えば、下請け企業や外注先への価格低下圧力。

外注先や下請け企業は、社外社員として位置付けて、大切にリレーションしていくことが望まれます。

自他共に認める「いい会社」を目指しましょう。

いい会社になれば、ひとが集まってきます。中小企業は人財が全てです。

いい会社になれば、外注先や下請け企業が、口コミで宣伝してくれます。つまり敵ができないのです。

いい会社の定義は、「関わる全ての人たちが幸せになる経営。とりわけ、自社社員とその家族の幸せを追求していく経営を実践する会社」です。

理屈は簡単。

自社社員が幸せはない会社が、お客様を幸せにして、商品をお買い上げいただくことはできないからです。

業績がいいから”いい会社”ではない、”いい会社”だから業績がいいのです。

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